台湾の観光地を紹介します。
台湾観光=台北観光みたいなところがあるのですが、今回は台北と、台北以外のおすすめスポットをそれぞれ分けて紹介していきます。
メジャーな観光地から、ローカルな知る人ぞ知る!的なスポットまで。台湾を実際に旅行してきた10人以上から、もっとも印象に残った場所をまとめました。
台北の観光地
龍山寺
台北から気軽に行けるパワースポット。
地下鉄MRTで台北駅から2駅とアクセスも良い、龍山寺(ロンシャンスー)。
参拝の仕方に作法や線香の購入が必要であったりしますが、ボランティアの方も巡回していて丁寧に説明してくれるので安心です。
優美な瑠璃細工やみごとな浮き彫りが施された本殿の石柱は目を見張るものがあり、龍山寺の名前のとおりあちらこちらに龍の姿がみられます。
観光客も多くゆっくりと参拝する時間は少なめかもしれませんが、地元の方々がお参りしている姿も見られるので、まさに「台北のお寺」を体感するのにピッタリな場所です。
ちなみに、夜はライトアップされます。
また、お寺にはお守りや干支の置物などが売っているので、占い好きな人やパワースポットに興味がある人にお土産として買っていってあげると喜ばれます。
十份
九份とセットで行く人も多いのが十份。
ランタンを飛ばすことができる場所で、現地の方もインスタ映えするように写真を撮ってくれるので台湾風の写真を撮りたい!という方には九份とセットで訪れるのがオススメです。
ランタンは大きさ1メートルくらいのもので、色によって叶う願いが違い、色の組み合わせ次第で金額が設定されています。
そのランタンの4面にお願い事を書き、空に飛ばします。電車が1時間に1本くらいしかないので、電車の時間を見ながら観光をすると次の予定もスムーズにいけます。
九份
千と千尋の神隠しで有名な九份。
九份は、夕暮れ以降になると街並みの至る所に飾られた提灯に灯がともり、とても幻想的な風景を見ることができます。この光景が、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなったと言われる理由です。
(実際には他の場所とも言われていますが...)
街全体が細い路地や階段などで入り組んだ迷路のようで、映画の中に迷い込んだかのような気持ちになります。ノスタルジックな街並みがとても印象的。
湯婆婆の屋敷でお茶とお菓子を楽しむことができましたし、そこからの景色もみんなが一番の見ているスポットとは違う角度でおすすめです。また、街全体が屋台のようになっていて半日以上過ごすこともできると思います。
実際に行くなら「夕方~夜」がライトアップの時間帯なのでおすすめ。他の場所で楽しんだ後に九份に次いでに立ち寄る、って感じで訪れると時間的にいいです。
ただし、台北からはバスで1時間くらいかかるのと、場合によっては渋滞で倍以上の時間がかかるので、夕暮時を逃したくないなら少々早めに台北を出てくると良いですね。
国立故宮博物院
観光客はたくさんいますが、広いので分散され、意外とじっくり鑑賞可能。私が一番魅せられたのは陶器です。その美しさ、技術の高さ、種類の豊富さには圧倒されます。
しかもそのような作品が時代をおって展示されているので自然に歴史も頭に入ってきます。ただあまりにも建物の面積が広く、様々な種類の展示物があるので、とても一日では見終わりません。
夜市
台北で一番有名な夜市と言えば、士林夜市。
様々な種類の食べ物が売っていて、日本では絶対見られない鳥の足(三本の指)を揚げたものとかは、食べれなくても見ているだけで楽しいです。
同じネギ餅の店でも行列ができているところに行ったらチリソースのようなものがかかっていてお店によって特色が違うところもおもしろかったです
ただし、士林夜市は観光地化されているので割高です。
本来、夜市の魅力は安価なことなのですが、士林夜市は観光地価格なのであまり安くありません。もっとも、台湾の夜市の雰囲気を味わうには最適だと思いますけどね。
また、観光地化されていない夜市もオススメです。
台北市内からタクシーで10分ほどの南機場夜市は、有名な夜市ではないので観光客が少なく、地元の人が多くいるのでマイナーな地域を観光してみたい方にオススメです。
夜市の中は所狭しと食べ物のお店があり、何を食べても美味しくて安かったです。店以外にも子供が遊ぶようなピンボールのお店があったりと歩いてて飽きないと思います。
孔子廟
台湾にはいたるところに孔子廟のようなものがあります。
赤いランプが無数に灯っており、壁も赤く塗っており、門には細かい彫刻が施されています。写真映えもするし、アジアな雰囲気を味わうことができます。
ローカルな空気を吸いたい場合にオススメです。
台北以外の観光地
電車で台湾一周
スポットというより、台北から新幹線を利用して台中まで行くプラン。
台湾はそれほど大きな国ではなく、楕円形の島です。なので、高速鉄道を使うと1日もかからず1週することができます。
実際、私が台湾第二の首都である高雄へ新幹線で行った時は、片道4時間程度でした。高雄は台湾島のほぼ真下なので、合計10時間くらいあれば一周できる計算になります。
台北と高雄以外は台湾語どころか英語も一切通じずに困ることもあるのですが、海外での列車の度は一生思い出に残るのでおすすめです。
それに、日本ほど新幹線の料金も高くないですしね(笑)
彩虹眷村
台中にある彩虹眷村。
台北や高雄から高速鉄道で1時間程の都市にある小さなインスタ映えするスポットです。
村とありますが、実際は村ではなく、カラフルにペイントされた家が何戸か建ち並んでいるだけです。しかし、ここは可愛らしく素敵な写真が撮れるのでお勧めです。
おじいちゃんが一生懸命書いたそうなんですが、とてもカラフルな絵で、一つ一つ特徴があり、そこだけ違う世界にいる感じになります。
しかも高速鉄道の駅や街中からも市バス1本で行けるのでお手軽に楽しむことが出来ます。また、現地の交通系ICカードを使ってバスに乗ると交通費0円です。
彩虹眷村もお金は不要なのでとても経済的に楽しめます。
ブループリントカルチャー&クリエイティブパーク
台南市で1番のオススメはブループリントカルチャー&クリエイティブパーク。
青い壁で作られた開放的な家の中で写真を撮れますし、椅子が置いてあるところが一番インスタ映えするので、ナイスな写真を取ることが出来ます。
台湾の観光スポットまとめ
台北&台北以外の観光地を紹介してきました。
ちなみに、この記事で紹介したスポットは実際に台湾を観光した人にアンケートしたもので、それだけ印象深かったスポットでもあります。
行ってみれば満足できると思いますし、ぜひ台湾観光の参考にしてみてください。