住宅ローン繰り上げ返済 用意する物 手続き手順 裏話 まとめ (詳細追記中)
この記事では
繰り上げ返済に用意する物や手続き手順、
さらに、銀行・金融機関が教えてくれない裏話もお教えします。
賃貸と違って、月々の家賃を支払わなくてよくなる居住用不動産(マイホーム)や、
他の人に貸して、家賃収入を得る収益用不動産。
これらを買った後、住宅ローンを支払っている人は
無駄遣いやリスクの高い投資で手持ちのお金を失くしてしまうより、
繰上返済をオススメします。
■用意する物
・繰り上げ返済資金+手続き手数料+収入印紙代
手続き手数料は繰り上げ返済資金数%程度。
【例】
ローン残高1000万円のうち100万円を繰上げ返済する場合
SBJ銀行の場合、手続き手数料は2%(2016年4月~2020年3月現在)
用意する金額は102万円。+収入印紙代(数百円程度)
・通帳
手続きの中で、銀行・金融機関に郵送することを求められます。
念のため、ちゃんと保管してあるか確認しましょう。
もし無くしてしまった場合は、金融機関に連絡して再発行してもらいましょう。
・届出印
書類に押印する際に使うハンコです。
届出印と違うハンコを押してしまうと手続きができません。
今持っているハンコが届出印と一致しているか確認しましょう。
銀行の窓口で依頼すれば、調べてもらえます。
■手続き
1.ローン借入先の銀行・金融機関へ電話。
「一部繰り上げ返済を希望するので、手続き書類を〇月〇日までに送って下さい」
と伝える。
ご親切そうにメールやホームページで受け付けている場合もありますが、
対応がいちいち遅いので、電話した方が早い。
【裏話】
口に出しては言いませんが、銀行・金融機関としては繰り上げ返済を
して欲しくありません。理由は繰上返済後は利子の金額が減るため、
儲からなくなるから。
(逆に言えば、借主(あなた)が儲かるのが繰り上げ返済なのです)
2.書類の記入と押印と収入印紙貼り付け
・返済申込書兼口座振替依頼書
「期日までに必ずお金を用意します」
&「返済は貸主の口座を使います」
という誓約書的な意味を持つ書類です。
要押印。
・住宅ローン返済条件等変更契約書
繰り上げ返済前後での返済期限や返済金額の変更を記載した書類。
要押印&収入印紙貼り付け。
収入印紙は郵便局やコンビニで買えます。
3.書類を提出します。
金融機関の返信用封筒に書類と通帳を入れて郵送します。
4.繰り上げ返済日以降、だいたい数日で
提出書類の控えと通帳が戻ってきますので、
また元通りに保管しておきましょう。
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