台湾は、日本から近く治安も比較的良いので海外旅行初心者には最適です。
ただ、そんな台湾といえどもトラブルが起きることもあります。特に知らないと罰金を取られたり、命に関わるほどの問題も...
私自身、何度か台湾旅行してきましたし、さらに他の台湾旅行者からも注意点や体験してきたトラブルを聞いたので、この記事でまとめて紹介します。
ホテルは日本語対応してる?
子供が夜高熱を出してしまい、慌ててフロントに電話しましたが、日本語ができる従業員につながらずに苦労しました。フロントに行ってつたない英語でなんとか体温計を借りました。
そのあとまたフロントに電話ををどかけてようやく日本語ができるスタッフとつながったので事情を話したら氷枕を持ってきてくれて、近くのドラッグストアを教えていただき冷えピタや解熱剤を購入することができました。
ホテルを予約する際には日本語対応できるスタッフがいるかどうか確認すると安心だと思います。
ちなみに、これはどんな国でも共通ですが、料金の安いローカルホテルほど日本語に対応できるスタッフは少なく、高級ホテルになるほど日本語対応スタッフがいます。
交通マナー
子供連れだと危険?
なんと言っても道路のマナーがとにかく悪いので、横断するにも信号が過信できないところです。
車やバイク、自転車が優先だろ!というばかりに大量に列をなして走っているので、日本の感覚とは全く違うことを重々承知しておく必要があります。
そのため独身の旅行やハネムーンならいいですが、子連れでの台湾旅行はちょっと危険があるのでやめておいた方が無難だと感じました。
日本とはまるで違う運転マナー
歩行者が横断歩道を渡っていようが、彼らはバンバン横切ってきます。
横断歩道の意味がないです。あと、クラクションもバンバン鳴らしてきます。オートバイに乗ってる方も左右確認せず出発したりほんとに危険です。
ウィンカーも出さずに曲がってきたりもします。また、バスに乗る際も運転手はほぼほぼ荒い運転なのですぐに酔います。気をつけてください。
命に関わる場面も
長距離を走る高速バスに乗ったのですが、運転手がアバウトな性格なのか海外あるあるなのかは分かりませんが、乗車人数を超える乗客が乗っていました。
途中で高速道路も通行するのに。
台湾の法律でも高速道路を入る際はシートベルトをしないと法律違反となってしまうため、座席が無くて立ったままになってしまった友人が捕まるのではないかとヒヤヒヤしながらバスに乗っていました。
車は渋滞に注意
九份に出向いた時のことでした。
夕方、提灯に灯がともる景色が見たくて夕方に台湾市内をバスで出発しました。日没や夕暮れの景色を楽しみたいと思っていましたが、自分が想像していたより時間がかかり、九份の街に到着するころには陽もすっかり落ちていました。
観光のタイミングを逃してしまうならまだ良いのですが、最悪なのは帰りに空港に向かうためのバスで、渋滞に巻き込まれてしまうことです。
東アジア&東南アジア全般に言えることですが、いったん渋滞してしまうと日本の比ではなく時間をとられるので、バスやタクシーに乗る時は時間に余裕を持った方が良いです。
小銭を持っていないと不便
移動の時に地下鉄をよく使いますが、額が大きい紙幣だと券売機が使えないことが多いです。小銭は邪魔だからと高額紙幣しかないと不便になります。
また、ローカル店では庶民的なお店ではカードが使えないことが多いので、クレジットカードに頼らず現金は多めに両替しておいた方が良いと言えます。
トイレ
台湾のトイレは水洗トイレにはなりますが下水施設が整っておらずトイレットペーパーが流せないところが多くあります。
使用済みトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に入れるようになっているので、普段トイレに流すことに慣れてしまっている人は気をつけてください。
ホテルや新しい商業施設、空港などはそのまま流せたりしますが、その場合でもトイレットペーパー用のゴミ箱があったりしますので注意書きをよく見るようにしてください。
少し田舎の方へ行くと設備が古かったりするので、駅やお店などで済ませておくとトイレで悩まなくてすみます。ちなみに、有料のトイレも多いです。
台風と天候
台風シーズンはお店が閉まる
9月の3連休で行きましたが、ちょうど台風が直撃し、台南地方は車の半分が浸水するほどでした。
台風が来ると博物館や一部寺院等が閉まってしまうので、台風シーズンに行かれる場合は代替案を考えておくと良いかもしれません。
マンゴーやかき氷を食べたい場合は、9月までとなるようです。秋以降の方が気候的には過ごしやすいかと思いますが、時期によってはできないものもありますので、よく検討の上日程を考えた方が良いでしょう。
九份は天候が変わりやすい
九份に着くと急な雨に襲われました。
かなり田舎なので天候が変わりやすいのかな?と思います。台北市内に泊まる方が多いと思いますが、たとえ台北市内が晴れていても折りたたみ傘は必須です。
電車やバスで飲食禁止
地下鉄での飲食が禁止。
ちょっとくらいいいでしょ、と思っていた矢先にガムを噛んでいた旅行客が注意されてました。知らないと損することだらけなので注意が必要です。
地下鉄や市バス内での飲食は罰金の対象になります。タピオカドリンクを買って持ちながら乗り物になる際は口に含まないように気をつけなければなりません。
水はもちろん、氷に注意!
おなかが弱い人は 露店で飲み物を買う際には氷を抜いてもらったほうがいいです。
海外では水道水(得体のしれない水)を飲むとお腹を壊すので、ミネラルウォーターを飲もう。という話を聞いたことがあると思います。
でも、屋台などで出てくる氷も、もとを正せば水道水などが使われている可能性が高いので、水だけではなく氷にも注意してください。